アッサム🌿まろやかな甘みと深いコクの贅沢紅茶🌿

インド北東部のアッサム地方で製造される「アッサム」紅茶。
低地で育つ「アッサム種」と呼ばれる茶樹から製造されます。
深いコクと甘みが特徴で、ミルクティーとの相性の良さから、家でも楽しめる人気の紅茶です。

今回は、アッサム茶葉の魅力をご紹介します♪

🌿アッサム茶葉について
1. ☕ 収穫期と旬
2. ☕ 茶葉の製法による違い
☕アッサムの美味しい淹れ方
☕アッサム（ストレート＆ミルク）の飲みレポ
🍽️アッサム ✕ 食べ物のペアリング
🛍どこで買える？
1. アッサム紅茶全般
2. ☕今回紹介した紅茶（アッサムオリジナル）
まとめ：アッサムの魅力
📖参考リンク

🌿アッサム茶葉について

☕ 収穫期と旬

アッサムの収穫・生産期は3月から11月。
特に6月から7月の夏摘み（セカンドフラッシュ）の茶葉が最も旬とされ、自然な甘みやコクがある濃厚な味わい、芳醇な香りを特に楽しめます。

☕ 茶葉の製法による違い

同じアッサム茶葉でも、製法によって味わいが変わります。

▶CTC製法
CTCはCrush（押しつぶす）、Tear（引き裂く）、Curl（丸める）の頭文字を取ったもので、茶葉を小さい粒状に加工する方法です。お湯に触れる表面積が増えるため、濃い紅茶が抽出されやすく、ミルクティーに最適です。アッサムで生産される90%以上を占めます。

▶オーソドックス製法
伝統的な製法で、茶葉が一般的なねじれた形状になります。上質な茶葉を使用した高級品です。
アッサム特有の甘さのなかに華やかな風味があるので、まずはストレートティーで楽しみたい紅茶です。

☕アッサムの美味しい淹れ方

オーソドックス製法の茶葉の場合はストレート、CTC製法の茶葉の場合はミルクティーがおすすめです✨️
茶葉自体に甘みがあるため、無糖でも楽しめますが、お好みで調節してください♪

ストレートティーは、一般的な紅茶の淹れ方で美味しく頂けます。（こちらの記事を参照）
ここから、鍋を使わずに作る、手軽なミルクティーの美味しい淹れ方についてご紹介します♪

💡ミルクテイーを美味しく淹れる３つのポイント

牛乳に乾いた茶葉を入れない
牛乳は油分等を含むため、茶葉を直接入れると、紅茶の成分が十分に抽出できません。
牛乳を入れる分を減らした湯量で濃い紅茶を作ってから、牛乳で割るとしっかり紅茶の風味のするミルクティーがつくれます。
紅茶と牛乳のバランス
ミルクティーは紅茶と牛乳のバランスによって風味が変わります。
自分の好みの比率に調節しましょう♪
・ミルキーな風味→湯量１：牛乳３（例：湯量40mL：牛乳120mL）
・バランスのとれた風味→湯量1：牛乳１（例：湯量75mL：牛乳75mL）
・紅茶のコクと香りを楽しめる風味→湯量３：牛乳１　（例：湯量150mL：牛乳50mL）
牛乳は温め過ぎない
牛乳の風味が変わってしまうので、加熱しすぎないように注意しましょう。
あらかじめ人肌程度にレンジで温めておいたものを加えるか、冷えたままの牛乳を加えた後にミルクティーをレンジで温めるかのどちらかがおすすめです。

☕ホットの場合の淹れ方

🌿リーフティー

お湯を沸かす（適温：95-100℃）
ティーポットとカップを温める（お湯を注いで捨てる）
茶葉を入れる（パッケージ記載通り）
少なめにお湯を注ぐ（勢いよく or ゆっくり、諸説あり。お好みで！）
蒸らす（製法により異なるため、パッケージ記載通りに。風味をより引き出したい場合は長めに）
蒸らしている間にミルクを温める（牛乳モード使用。500−600Wで40秒〜1分目安）
茶葉を取り除いてカップへ注ぐ（茶こしを使う）
お好みの量のミルクをカップへ加えて混ぜる。完成！

☕ティーバッグ

お湯を沸かす（適温：95-100℃）
カップを温める（お湯を注いで捨てる）
ティーバッグを入れる（1杯につき1〜２つ、お好みで）
少なめにお湯を注ぐ（ティーバッグの上から or 直接かけないように入れる、諸説あり。お好みで！）
蒸らす（製法により異なるため、パッケージ記載通り。風味をより引き出したい場合は長めに）
蒸らしている間にミルクを温める（牛乳モード使用。500−600Wで40秒〜1分目安）
ティーバッグを軽く揺らして取り出す
お好みの量のミルクをカップへ加えて混ぜる。完成！

🍹アイスの場合の淹れ方

上記と同様の流れで、ミルクティーを作る
・氷が解けて薄まるのを避けたい方は、お湯をさらに減らして作る
・砂糖を入れる場合は、ミルクを混ぜる前の紅茶に入れて溶かす
氷をたっぷり入れたグラスに注ぎ、一気に冷やす

☕アッサム（ストレート＆ミルク）の飲みレポ

今回使用したのは、カレルチャペックアッサム（KAREL CAPEK ASSAM）オリジナルです！
カレルチャペックの茶葉は旬の茶葉を使用、鮮度が高いことから紅茶好きに人気です。
数々のアッサムティーを試してきましたが、こちらが一番好みで愛飲しています♪

こちらは、オーソドックス製法茶葉のティーバッグです。
本来はストレートがおすすめの茶葉ですが、途中でストレートの味見もしつつ（笑）、ホットミルクティーで頂きました✨️

まずはストレートティーの条件で淹れたところ（お湯150mL、４分）、しっかりと深みのある褐色に。
お湯を入れた直後から、紅茶の深みのある香りがぐっと香ります✨️

ここで、一口ストレートを味見（笑）
まずはしっかりとしたコクと甘みを感じます。
スッキリした後味ですが、渋みは主張しすぎず、とても飲みやすくおいしいです♪

ここからミルクティーを作ります。
私はミルク控えめが好みなので、ここにぬるめに温めた牛乳を50ｍL加えました。

紅茶の色と香りがしっかり残ったミルクティーになりました♪

一口飲むと、紅茶とミルクのコクの両方をぐっと感じます。
ミルクを入れたことで、ストレートの軽さがなくなり、茶葉の甘みも相まってまろやかさがぐっとアップしています。
お菓子などのペアリングなしでも、ミルクティーは十分に味が完成されています✨️

🍽️アッサム ✕ 食べ物のペアリング

アッサムは、朝食から午後のティータイムまで、シーンを選ばず合わせやすい紅茶です。
アッサムの甘い香りがスイーツの甘さを引き立て、わずかな渋みが油っぽさを和らげる効果があります。
香りや甘みを引き立てるもの、逆にアクセントになるものを合わせるのがおすすめです。

🍞朝食メニュー
・ブレッド系の食べ物（パン、スコーンなど）

🍩お菓子
・バタークッキー
・スイートポテト
・チョコレート（特に軽めのチョコレート風味から、ビターなものまで）
・レーズンを使用したお菓子
・チーズ系のスイーツ
・羊羹
・しっとりした質感のケーキ
・ナッツ
・ドライフルーツなど

🥛ミルクティーと特に合うもの
・クリーム系のスイーツ（甘みの相乗効果）
・ケーキドーナッツ